2016.5.8(滝田)

「なごや東山の森づくりの会」定例会報告

日   時:2016年 5月1日(日)10:00〜14:30 天候:晴れ 最高気温:26.5℃
活動場所:天白区八事裏山の天白渓湿地
作 業:笹刈り、棚田の浚渫など
集合場所:東山テニスセンター奥ユーカリ畑駐車場
参加者 会員19 名
○5月の東山公園での定例作業は例年であれば、一粒荘での作業になりますが、ゴールデンウィーク中という事で、東山タワー下は車の渋滞が起き、道具の持ち運びに苦労しています。そこで、今月は、3月に続き、うるおいの森で作業を行いました。ゴールデンウィーク中にもかかわらず、19名の会員の方の参加があり、当日の作業内容などの説明の後に、それぞれ必要な道具を持って天白渓湿地に向かいました。
○天白渓湿地は左右の山に囲まれた谷筋にあり、現在の主な晴天時の水源は谷筋の上部からの湧き水と下流に向かって右手にある山からの湧き水となっています。今年に入って、1月と3月の定例会で谷筋の笹刈が終わっていましたので、今回は右手にある山の一つの谷筋の笹刈を行いました。この谷筋には、かっては尾根に至る散策路がありましたが、最近は利用されずに、笹が繁茂していました。そこで、今回、天白渓湿地の作業としては、初めてこの散策路とその周りの笹刈りを行いました。午前と午後の作業で尾根筋に至る散策路が復活しました。この散策路は登り切ると東山テニスセンターの南側に接する道路に出ました。そこには、ゴミが不法投棄され、タツナミソウやニセアカシアが花を咲かせていました。
○この日のもう一つの作業として、天白渓湿地の水の貯まった棚田の底の浚渫を行いました。残念でしたが、今年はこの棚田ではアカガエルの産卵が見られませんでした。こうした中、瀧川代表の発案により、これからはトンボの産卵が始まると言う事で、水辺の確保が行われました。
○この日の天白渓湿地では、ミツバツツジとサワフタギ、ツクバネウツギなどの白い花を観察することができました。また、ナナフシモドキなどの昆虫も観察できました。
笹刈り作業前 笹刈り作業中 復活した散策路
笹刈り作業前 笹刈り作業中 復活した散策路
棚田の浚渫 サワフタギ ナナフシモドキ
棚田の浚渫 サワフタギ ナナフシモドキ

次回は6月5日(日)10時から、くらしの森での作業です。