2018年度第2回 2018年10月6日(土) 18:00〜20:30 「ナイトハイキング」 参加者 68名 (隊員22 幼児3名 大人16 スタッフ24 他3) 毎回のことですが、活動日が近づくとお天気が気になります。今年の秋は台風の上陸や秋雨前線の停滞のせいで雨の日が多く、週間天気予報でも当日は雨のち曇り。雨天案を用意して備え、あとはその時の降り方まかせという不安定な中で開始時刻を待ちました。 1時間前にはザーザー降りだった雨も子どもたちが集合する頃には小雨になりました。雨雲の状況を確認すると、雨は間もなく止み、止めばもう降らないようでした。開始の18時にはまだ傘の必要な状況でしたが思い切って予定通りの内容での実施を決めました。 子どもたちに暗闇の中で視覚以外の感覚を研ぎ澄ます体験をしてもらおうというのが今回のナイトハイキングのテーマでした。用意したのは触覚(手ざわり)、聴覚(音)、嗅覚(におい)の体験プログラムです。 手づくりの素敵なライトで演出されたつどいの丘では、中を見えないようにした3種類のバケツ大の入れ物の中に何が入っているかを手触りで感じて、その3つの違いを絵に描く、ということをしました。中に入っていたのは?子どもたちの描いたカードの写真を見てくださいね。 聴覚体験では、これまた中に何が入っているかわからない手のひらサイズの容器を手に持ち、振って出る音の違いを感じ取り、音の違いは何の違いによって生まれるか、ということを考えました。中に入れてあったのはいろいろな植物のタネでしたが、子どもたちはそのタネの形状やサイズの違いを音の違いと結び付けて聞き分けられたようです。 残るは「におい」の体験です。私たちは普段、植物の葉のにおいを嗅ぐということをあまりしないと思います。ですが植物にはいろいろな匂いがあり、それを子どもたちに体験してもらおうと、中でも特徴的なにおいを持つ葉を数種類用意しました。葉をもんで鼻を近づけると子どもたちは口々に感想を言い合います。「いいにおい」「へんなにおい」そんな表現ではなくもっとよく考えて、と班長に促された子どもたち、あれこれと知恵をしぼってにおいをいろんな言葉で表していました。 心配された雨も、幸い開始後はほとんど降らず、約90分のハイキングを歩きとおすことができました。子どもたちは帰ってきた里山の家で、バケツの中身や音を聞いたタネのいろいろ、そしてにおいを嗅いだ植物の見本を見て、その名前をカードに記入して持ち帰りました。 |
気になる台風25号の接近 | 開始前のスタッフミーティング | 集合風景 | つどいの丘の様子 |
違いをうまく絵に描けるかな? | どんな音かな? | 音の聞き比べをしよう | この葉の匂いは? |
カエルを見つけた! | 里山の家で答え合わせ | 記入済みのカード |
2018年10月3日(水) 参加者18名 10月6日のナイトハイキングの下見をしました。 暗闇の中での自然体験の実施方法を確認してから、班ごとのハイキングコースを歩きました。 今のところ当日はあいにく雨の予報が出ていますので、雨天案も検討して、 子どもたちに新しい体験を提供できるよう準備を整えました。 |
2018年8月11日(土) 参加者6名 午前9時半〜12時過ぎまで子ども用紙芝居づくりの話合いをしました。 脚本がほぼ出来上がり、これから絵の構想を練るところです。 大変な作業ですが、がんばっています。 同日午後1時〜3時 参加者9名 10月に予定している第2回活動「ナイトハイキング」の打ち合わせをしました。 夜の森での活動です。新しい発見があるかも? 隊員のみなさん、お楽しみに! |
2018年度第1回 2018年5月12日(土) 10:00〜14:30 「竹伐りとハイキング」 参加者 64名 (隊員22 幼児3名 大人13 スタッフ22 他4) 今年の子ども東山の森づくり隊は隊員30名でスタートしました。第1回目の活動は午前中の竹伐りと午後のハイキングという少し欲張りなプログラムです。去年の第1回目の活動も竹伐りを予定していましたが、あいにくの雨で内容が変更になったため、この日は久しぶりの竹伐りとなり、去年から継続している隊員の中にも、竹を伐るのは初めてという子どもたちがいました。 集合場所の里山の家前では、受付を済ませた子どもからベルト、ノコギリ、ヘルメットを装着しました。子ども東山の森づくり隊ではもうすっかりおなじみの出で立ちですが、いつもながら可愛らしい姿にスタッフからも思わず笑みがこぼれます。 トウチク林に移動して紙芝居「竹のふしぎ」を見ました。この紙芝居は毎年演じていますが、その都度語り手が変わって少し新しい内容を盛り込んで披露するためか、子どもたちは熱心に見入っていました。 続いて竹林の中で竹伐りの説明です。倒れる向きを見てから伐り始める、できるだけ地面に近いところから伐る、倒れる前に周りの人に声をかける、伐ったあとは稈の長さをそろえる、枝葉を落としすべてをダムに運んでから次の竹を伐るなど、実演を交えながらの注意点を聞きました。 今回は伐った竹を利用して、コップや花瓶、ペン立てなど家で使えるものをお昼休みに作れることになっていたので、中にはその工作のために初めから太い竹を選んで伐る隊員もいました。太い竹を選ぶと伐る作業も枝払いも後片付けもすべてが大掛かりになり、終了までに1本しか伐れませんでした。 お弁当を済ませた子から竹工作にとりかかりました。花瓶やスコップなど竹を斜めに切るのは思いのほか難しく、スタッフに手伝ってもらいながらなんとか仕上げていました。 午後は午前と同じ4班に分かれてくらしの森のハイキングです。今回は「森のビンゴカード」が用意されていて「おとのするもの」「ふわふわするもの」「あまいにおい」など、カードに書かれた9つのテーマに合うものを、五感を働かせて探しながら歩きました。約1時間のハイキングでしたが、中には1つテーマに合うものを3つも4つも見つけてカードのマス目一杯に書き込んでいる子もいました。午前の活動だけでも相当の体力を使ったはずですが、最後まで音を上げず歩く子どもたちにスタッフの方が圧倒されそうでした。 お天気に恵まれた一日でした。5月というのに初夏を感じるほどの気候の中で元気いっぱいに活動した子どもたち、夜はぐっすり眠れたことでしょう。 |
2018年4月30日 「竹伐りとハイキング」の下見 参加者18名 9時半に里山の家に集合し、レジメをもとに、一日の流れやスタッフの役割分坦の確認をしました。 それぞれの班のハイキングに行くコースに分かれ、ビンゴ表を見ながら、どんなものが見つけられるか実際に歩いてみました。 トウチク林では、竹を切る長さの目印になる竹を作り、それぞれの班の作業をする場所や竹の集積場所の確認をしました。 そして、11時半ごろに解散しました。 |