2016年度第1回 2016年5月14日(土) 10:00〜14:30  くらしの森で木こり体験と冒険ハイキング

参加者:隊員 38人 家族 48人 スタッフ 29人 合計 115人

 午前中は木こり体験を4班に分かれて行いました。ノコギリの取り扱い方やヤマウルシなどかぶれる木の注意、 木の伐り方の説明、実演に続いて作業はスタート。
 前年度からの継続隊員はノコギリを持つ手つきも少し慣れた様子でした。
 初参加の隊員も最初は慎重な面持ちでしたが、すぐに要領をつかみ次々と伐っていきました。
 中には大人もてこずるほどの太い木に挑戦し、お父さんと協力して伐った隊員も。
 小一時間ほどの作業でしたが終了時には森のすっきりとした変化を確認し、一同満足そうな表情でした。

午後は3つの班に分かれて冒険ハイキングに出かけました。
 上級コースの2班は、里山の家の北から森へ入りそば畑へ降りるコースと、里の道から南尾根へ上がり、そこから急斜面の崖を上っては下る遊びを取り入れたコースを併せて約1時間で回りました。
 中でも南の崖遊びは大好評で、ロープ伝いに何度も上ってはズボンのおしりを土色に汚して滑り下りていました。
 残りの1班は里のみちから田んぼ周辺を生きものを探しながらゆっくり歩くコースで、子どもたちは虫あみや虫かごを手に手に、様々な生きものとの出会いを楽しみました。
 好天に恵まれ、森で過ごす時間を余すところなく満喫できた一日となりました。

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2016年度第2回 2016年10月1日(土) 18:00〜20:00 ナイトハイク「暗がり体験」 

参加人数:大人 36(内 スタッフ19) 子ども 26 合計 62

 月齢1.1、秋の澄んだ夜空に星が見られるかと期待できる日のはずが、例年になく雨が続いていたことから、降らなければ幸いとほっとして活動を開始しました。
今回の内容は、昨年と同様の暗い森の中の区間を灯りなしで一人で歩く「暗がり体験」と、「生き物の夜の様子を見学する」の二本立てです。

 「暗がり体験」は、月のない日を選び昨年より距離を長くしたのですが、子どもたちのほとんどは『こわくなかった』ようです。
雲が低く垂れこめて街の明かりを反射し予想外に『暗くなかった』からです。
『こわくなかった』は、こわいかな?の一抹の心配が、やってみて『大 丈夫だった。やれた!』とのほっとした気持ちの表れであったかもしれません。
夜に、木が両側からかぶさった北尾根や竹林の中を一人で歩くことは普段はできない貴重な経験になったずです。

 「夜の生きものの様子を見る」は、秋の虫の声を聞きながら森を歩いて4ヶ所の見学場所を回りました。
見学場所は 「芝生広場」「田んぼ」「集いの丘」「シラタマホシクサ湿地」です。そこには待機しているスタッフがいて10分ほどの説明を聞きました。アオマツムシの鳴く仕組みのはなし、刈り取り直前のイネの観察・カエルに出会ったり、夜はを閉じて眠る植物、日本の伊勢湾沿岸だけに生きるシラタマホシクサ、などを見て話を聞きました。

 20時前、里山の家に戻って、食べられるドングリ「マテ バシイ」「スダジイ」を口に入れて味わい、気に入ってお父さんへお土産にしたいと持って帰る子もいました。

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2016年度第3回 2017年3月4日(土) 10:00〜14:30 竹伐り・竹で遊ぶ

 参加者 99  ―隊員31 家族38(内幼児10) スタッフ30―

 ようやく日差しに春を感じる暖かい日でした。
 9時からのスタッフ打ち合わせの後、道具の用意や受付、集まってきた隊員と家族に作業道具やヘルメットを配ったり装着を手伝ったりと、いつものようにあわただしく10時までの時間が過ぎていきました。

 10時過ぎトウチク林へ向けて移動、大人の緑のヘルメットの間に黄色の子ども用ヘルメットが混じった100人の長い列は普段は見慣れない光景でした。
「竹のふしぎ」の紙芝居を 見て、作業の説明と実演、4班に分かれてようやくノコギリを使う時間になりました。「竹伐ったら必ず枝を払いダムに運んで積む処理を終えてから次の竹を伐る」、これを今回は徹底してスタッフが指導しました。
子どもは太い高い竹を伐りたがるので、枝払いがうまくいきません。ベテランスタッフが実演で見せた一撃で枝を払う技をまねることができなくて苦戦していました。作業時間は1時間足らずで終了しました。

 炭焼き広場に移動して昼食、大鍋2つに具材たっぷりの豚汁が出来上がっていて、熱々をお代わりしていただきました。

 午後の活動は4つ用意されていて、竹のクラフト(ブーブー笛)・竹伐り・竹上り・バンブーダンスの中から選ぶことになっていま した。
 参加希望の活動に分かれて集めたところ、ほとんどの隊員がクラフトを希望しました。昼食時に笛を見せ音を出して実演し、「この笛を作るよ」とPRしたのが効果あったようです。
 トウチク林に移動して午後の活動に入りました。クラフトは幼児も入って大賑わいでスタッフは大忙し、、間もなくブーブーの音があちこちで聞こえるようになりました。
 竹伐りは午後の活動中ずっと他の活動へは回らずに、スタッフからじっくり指導を受け「竹伐り名人」をめざしました。
 竹上りは始めは少人数でしたがほかの活動を終わって回って来た子どもが入れ替わって後半盛り上がりました。
 バンブーダンスは熱心な女の子が中級の技まで進もうと挑戦しました。音楽を鳴らして盛り上げたらもっと人を集められたと思うよと、スタッフに代わって竹を動かしていた上級生から指摘され、スタッフは盛り上げる努力が足りなかったと反省しました。

 里山の家に戻ってきて、恒例の竹クイズのプリントを配りました。4問中の1問「日本に飼われているパンダの中に今日伐ったトウチクを食べているパンダはいるでしょうか」さて答えは? 調べてみてください。

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第1回2016年5月14(土) 10時〜14時30分
「木こり体験と冒険ハイキング」
くらしの森で雑木林の手入れ(午前)とハイキング(午後)

第2回2016年10月1日(土) 18時〜20時
「ナイトハイキング」くらしの森の夜を楽しもう

第3回2017年3月4日(土)  10時〜14時30分
「竹きり体験」くらしの森で竹を切って竹で遊ぼう