11月3日(月)参加者9名 当初予定していた1日が雨となったため2日遅らせ窯を開け炭を出しました。窯内部手前は一部炭材が焼失していましたが、中央並びに奥の炭材は樹皮を含めきれいに形を残し焼けていました。ただきれいに焼けてはいるものの重量が軽く、一部を除きやや焼け過ぎであったと評価しました。出来上がった炭は段ボール箱、土嚢袋に詰め、寺村さんにより完成間近の物置に収めこみました。水質浄化、畑、田んぼの土壌改良、イベント用燃料に使用予定です。 本年の炭焼はこれで終了です。(11月、12月 第3土曜日は活動します) |
10月17日(金)〜19日(月)参加者延30名 今回は満を持し4日間を計画、前回火を入れたが全く炭化していない材料をそのまま炭材として利用、改善点としては窯内温度を維持するため夜間も焚口補助口を確保、煙道も煙の状況見るため開口し臨みました。17日夜10時ころ、煙突の排煙量が増えていること目視で確認、住宅地への煙流を慮り、夜半、一時RSを稼働させその後煙道を閉鎖しました。 翌朝、窯内温度はほぼ前夜のままキープされており煙道開放により再火入れなしで上昇に向かいました。夕刻には200℃に達しましたが昨夜早朝匂いが一部地域に流れたとのことで当局の指示で18日の夜は煙道を閉め焚口の補助口のみを確保しました。 19日朝には煙道温度が120℃前後まで下がりましたが煙道開放で温度は反転、窯内温度が400度まで上昇するとともに、煙が透明になり、匂いも無くなったことから自燃は十分進んでいると判断し午前8時半には窯を全面止めとしました。 |
火入れ開始直後 | 夜、煙が増えRSに点火 | 朝には煙ほとんどなし |
5月17日(土)〜19日(月)参加者延40名 1年ぶりの炭焼きでしたが当局によりその日の火入れ終了時には窯を完全に閉鎖することを義務付けられた為、当日の終了時間には80℃近くあった煙道口温度が翌朝には50℃前後まで、又200℃近くまで上がっていた窯内温度も100℃まで下がり、18,19両日とも朝には再火入れを余儀なくされました。結局最終日19日夕刻に至ってタールや木酢液がたれだし、自燃近しと思える兆候はありましたが計画予定時間切れのため今回の実験はそこで終了せざるを得ませんでした。後日窯内を検証したところ全ての炭材が未燃焼で、次回この材料を使用し炭焼に再挑戦することを決めました。夜間の温度保持こそ最重要課題と位置付けられました。 |
3月15日(日) 参加者7名(森パー連スキルアップ研修と重なる) 2月は工事中であるため定例活動をスキップしましたが、炭窯を覆うビニールハウス方式の屋根が9分通り完成、補強の骨材取り付け、用地修復が残るのみとなったので先ずこの屋根の取り扱い並びに管理運用につき皆で実際に動かして学び、確認しました。 実際手まわしで巻き取ってみると思ったより軽く上げ下げでき、台風接近時など少人数で巻き上げて風を通す形にするのはさほど難儀でないことが分かり一安心、ただ窯には大型シートをかぶせ雨から守ることが必要であることなど皆で確認しました。 その後4月〜5月に予定する炭焼きの準備として「炭材づくり」を行いました。久し振りに使うチェーンソーの機嫌が悪くほとんどが手作業で、人数も少なかったことから臨時を含めあと数回の活動が必要と思われます。 チェーンソー、刈払機など動力機器を使用する時の安全ルールの再確認、機器の手入れの責任性など検討の必要があること話し合い午前中で活動を終了しました。 |
炭焼き窯を覆う屋根が9分通り出来上がりました。屋根の覆いの布を片方ずつ巻き上げると東厳窯は明るい春の日差しの中で早く炭を焼こうと呼び掛けているようです。 |
4〜5月には炭が焼けるよう炭材の収集を開始しました。日当たりのいい南斜面のコナラを数本間伐し切りそろえました。 久々の出番でチェーンソーの調子も今ひとつ、まずは調整から入りました。次回の活動も引き続き炭材、薪の収集となる予定です。(水谷記) |
1月18日(土) 9:00〜13:00 新年初の活動には12名が参加。市民2人、名古屋市1名の方々が立ち会われました。いつもの通り風向、風力確認し安全を確かめて9時半から窯、ロケットストーブ装置に火を入れました。 今回は炭焼き窯の煙をロケットストーブ減煙装置に導入する位置が異なる2種類の装置を準備し各々の煙の通り方、煙の色・臭気の薄まり方を検証、比較しました。 @号装置(写真上段) 今までとは逆に煙が上がって行く途中にRSの炎を合流させる方式 短い煙突ではRSが十分機能しませんでしたが煙突を2段継ぎ足し吸引力を強めると順調に燃焼、ほぼ消煙されました。 A号装置(写真下段) 断熱材でカバーされたRS炎道の途中に煙を合流させる方式(竹和会の装置を借用)そのままの姿で、これまたほぼ完壁に煙の色と臭いを消すことができました。 いずれも炎(熱風)と煙の出あうところの温度は500℃以上で、煙は焼却されたと考えます。 市民、名古屋市の立ち会いのもと、上記の結果が得られたので、遠くない将来(2月の屋根工事が終わるころ?)には正式に炭焼きOKの結論が出るものと一同期待しています。 |
時刻 10:24:33 | 煙突を継ぎ足して | 10:25:33 |
時刻 10:59:42 | 11:01:02 | 11:02:03 |