|
11/8 9:00-15:00 「脱穀」 「大人23名 子ども9名」 「講座参加者 大人1名」 澄んだ青空が広がる秋晴れの中、今年もみんなで脱穀作業を行いました。 まずは、しっかり乾かした稲束から籾米を外す工程です。 昔ながらの千歯扱き(せんばこき)に加え、足踏み式と電動の2種類の脱穀機を使って進めました。 脱穀を終えた籾には、藁くずや実っていない籾殻も混ざっているため、次はふるいと唐箕(とうみ/手回し式・電動)で選別します。 風の力で軽い籾殻が飛ばされ、実りのある籾米だけが残る瞬間は、何度見ても気持ちのいいものです。 こうしてきれいに選り分けた籾米を袋に詰め、計量すると、今年の収穫量は151kg! 昨年よりも多く実り、みんなで思わず笑顔になりました。 作業を終えたあとの藁くずや籾殻は、田んぼへ戻して土に還します。 脱穀後に残った稲藁は、来月のしめ縄作りに使う予定です。 千歯扱きや足踏み式の機械を実際に使ってみると、昔の人たちが家族みんなで力を合わせて作業していた姿が目に浮かびます。 便利な電動機械のおかげで効率は上がりましたが、手作業のあたたかみも感じられる時間でした。 子どもたちも稲束を運んだり、脱穀機を回したりと大活躍。みんなで汗をかきながら、笑い声の絶えない一日になりました。 今年収穫した籾米は、精米してもち米の白米になります。 来月は、このお米でお餅つきの予定です。自分たちで育てたお米を味わう日が、今からとても楽しみです。 |
||||
*ブルーシートを張り、その上に道具を並べる |
*脱穀の手順を説明する |
*それぞれの場所で打ち合わせ |
*第一ふるいと第2ふるいの調整 |
*子どもたちは千歯こきの体験 |
*電動脱穀は休む暇もなく動かします |
手動唐箕も活躍します |
*順調に脱穀が進みます。 |
*電動脱穀機の調子は良さそうです |
*足踏み脱穀を体験する |
*脱穀した藁は田んぼに運びます |
*子どもたちも大活躍 |
*第1ふるいは長い藁を除きます |
最後にブルーシートもふき掃除 |
計測係の合計が楽しみです |
*手動唐箕を作業棟上の張りに括り付けてから、各道具を入れます |
||||
|
活動日1 1月7日9時~12時 参加者 大人 7人 子ども0人 活動内容 稲の受け取り、稲架稲運び、稲架棚崩し、脱穀準備 をしました。 倉庫の通路に山盛りの稲山が出来ました。電動脱穀機で使い方の体験もしました。稲束から籾をはねわけるのは私は初めてで面白かったです。内田 |
|||
東山総合公園から運ばれた稲束を運ぶ |
脱穀機の試運転 |
お米をこぼさないように片づけ |
|
|
活動日:10月25日 参加者3 25日夕方から雨が降るようなので、田んぼの稲を急遽刈り取ることになりました。 小学校の児童に見てもらうため残しておいた、稲束を、田んぼ靴を履き足元が不安定の中 コナギも抜きながら作業を進めました。 田んぼの南の林のアキノギンリョウソウを観察に行くと周りにはキノコがいっぱい生えていました。 戻ると、7匹のザリガニの入ったバケツがひっくり返り、中身がなくなっていました。 カラスの昼ご飯になったようです。 |
|||
DSC_4759 |
田んぼから逃げ出すクモ多数 |
コカメノコテントウも稲がなくなりビックリ |
刈り取った稲束を運ぶ |
|
活動日:10月18日(土) 9:15〜12:00 会員参加者:大人23名、子ども10名 市民講座参加者:大人20名、子ども17名 (里山体験講座 稲作コース 第4回) 活動内容: 稲刈り 天候が定まらず開催が心配されましたが、曇り空の中、予定通り稲刈りを行うことができました。 講座参加者に対して、6月の活動以降の様子やどのような管理をしてきたか、今尾班長がイネの花やスズメ避けネットの写真を見せながら説明をしました。 そして中段で稲刈りの方法説明と、田んぼ班員による実演、稲束の結び方(巻き結び)の練習を行いました。 稲刈りの際、地際で切ること、鎌から手を離すときの置き場所、稲束の結束位置を一定にするなどの決まりには、作業を安全に、効率よく進めるための理由がそれぞれにあることを改めて学びました。 田んぼ班員をリーダーとして、参加者全員が上・中・下段に分かれて一斉に稲刈りを開始しました。ぬかるみに足を取られて進みにくい場所では、足場板が大変役立ちました。保護者が見守る中、子ども達も一生懸命に鎌で刈る作業に取り組んでいました。居場所を急に追われ逃げ出すバッタやイナゴ、カマキリ、カメムシ、ヤゴ、カエルなどに出会う度に子ども達の歓声があがり、捕まえる方に夢中になる子の姿はとても微笑ましかったです。 刈ったイネは3束ずつ紐で束ねて稲架棚に運び、掛けていきます。結束を終えた束を自分から探して運んでくれる子どもも多く、田んぼ活動の素晴らしさを感じました。 上・中段を刈り終えたところで下段を手伝う人と道具洗いなどの片付けをする人に分かれ、12時頃には3面全てを刈り終えました。 全員で記念撮影をした後、希望者には段ごとにサンプリングした稲束の籾数え方法を説明、現地で数える人、持ち帰る人もいました。 小雨が降り出したのが稲刈り作業の終了後だったことは、とても幸運なことでした。鎌による怪我人も無く、収穫の喜びを皆様と共有でき、感謝の気持ちでいっぱいです。 |
||||
講座の前にイネを縛る紐を各段位 |
7月から9月までの活動を説明する |
実演を見る |
稲刈りの注意点を聞く |
イネの束ね方を学ぶ |
各田んぼに分れて稲刈り開始 |
紐結びも覚えました |
稲架にかけ始める |
DSC_4279 |
歩くのも大変な雨上がりの田んぼ |
イネ運び |
土がみえてきました |
後片付けもみなさんで |
鎌の手入れ |
全員で記念写真 |
東山の倉庫で乾燥させる稲束 |
引き取りは月曜日です |
田んぼに隠れていたカマキリ |
雨よけ、雀よけの対策が必要 |
|
|
活動日10/13日(月)9:30〜12:00 参加者 大人16人 子供6人 合計22人 活動内容 台風接近もあり、雨の心配もあったが、気持ちい秋晴れになりました。 来週の稲刈りに向けて、稲架棚作りと鳥よけネット外しを二組に分かれて作業した。 稲架棚作りは男性陣と瀧川さんで作業し、立派なものが出来上がっておりました。 鳥よけネット外しは、ネットを固定していた、田んぼ3段分の竹筒を水路につけて、たわしで一本一本丁寧に田んぼの泥を洗い流した。ネットは来年度も使用するので、端をまとめて板に巻き、みんなで動きを揃えてたたみ、ひとまとめにした。 休憩を挟んだ後、稲刈りに向けて巻き結びをみんなで復習しました。子供たちも練習して結べるようになっていました。 ザリガニ駆除用の網も中身を取り出し綺麗にした。田んぼの水が無くなったので、肉眼でもザリガニがかなりいるのが見え、網で取った。ザリガニの他にも田んぼカエルやドジョウもいて子供たちが観察していた。 ザリガニの数、26匹 |
||||
竹の支柱をはずします |
田んぼの中に入りネットをたたみます |
下段の100坪のネットは大きいのでたたむのが大変です |
脚立を使って稲架をつくります |
切り出した竹を利用して |
50坪は簡単です |
中段は慣れてきてスムーズに進みます |
もんどりを子どもたちがあらいます |
排水に使う植木鉢やもんどりの中、手づかみで、30匹 |
DSC_2374 |
|
活動日時:9月28日 参加者12人 大人10人 子ども2人 始まる前、休憩場所の柿木に野鳥が訪れました。 メジロは分かりました。 生物多様センターの小菅さんを迎えて、水草の観察をしました。 田んぼの水草は絶滅危惧種と教えてもらいました。 水草をたべる、アメリカザリガニの捕獲は必要です。 アメリカザリガニがばかりが悪者あつかにされますが、 アメリカザリガニに罪はなく、よく考えないで連れてきた人間の罪です。 休憩をはさんで、草刈りとハザ棚の竹取りに行きました。 もどってきた、k君が捕まえた、ハラビロカマキリから、ハリガネムシが出てきたので、 みんなで、観察しました。 本日のザリガニ捕獲数は大6、中1 小19でした。 たんぼまわりで、552ひきのザリガニをつかまえました。 |
||||
DSC06237 |
DSC06238 |
DSC06245 |
DSC06248 |
カマキリからハリガネムシ |
自分で見つけた水草お調べる |
小菅さんの説明を聞く |
竹の運び出し |
竹切 |
IMG_20250928_114645 |
|
活動日時:9月14日9:00から11:00
参加者19人大人14人子供5人 少し暑さも収まり作業しやすい日になりました。 虫見版を使って、イネに集まる虫の観察をしました。 蛾の幼虫は見つからず、クモやカメムシが虫見版に落ちてきました。 皆さんがそろったところで、上段の鳥よけネットを張り始めました。 ところが上段の田んぼには花をつけた、コナギがたくさん見つかり除去作業をしました。 休憩には、梅ジュースを熱中症対策で飲みました。 畦周りの伸びてきた草も刈りました。 また下段の低くなった畦に、6年生が土嚢を積んでくれました。 |
||||
最後まで残るコナギには花がついています |
畦に水が漏れています。 |
上段の鳥よけネット張り |
土嚢を作り、畦の補修 |
熱中症対策の飲み物 |
|
活動日時:8月31日8:30〜11:00 参加人数:大人14名、子ども5名 計19名 イナゴの姿が見当たらくなり、代わりに蛾の幼虫を見かけるようになりました。 気温は高いものの、柿の樹の木陰に流れる風は涼しく感じられます。 8月31日は雀対策として田んぼに網をかける作業をしました。 |
|||
杭うち0831 |
中段から始めました0831 |
ヒレタゴボウ0831 |
下段のネット張り0831 |
中央を高くして張り終わりです0831 |
40度に迫る温度での作業になりました0831 |
中学生がきれいにしてくれました0831 |
下段も中央をたかくします0831 |
虫見版に落ちた蛾の幼虫0831 |
中段と下段のネットが張れました0831 |
||
|
活動日時:7月27日8:30〜11:00 参加者:大人12名、子ども2名 内容:畦草刈り、コナギ除去、鳥よけネットのロープ張りと準備、イナゴ捕り 暑い中の活動だったので、手分けして短時間で集中して行うことができた。 ヌマガエル、ハンミョウ、オニヤンマ、大量のイナゴなど様々な生物を観察することができた。 虫網を一振りするだけで大量のイナゴが捕れ、その数の多さに驚きの声があがっていた。 もんどりには30匹ほどのアメリカザリガニが! 前回除去したコナギがまた元気に生えてきており、伸びたイネと格闘しながら除去をした。 イネの開花はお盆の頃、晴れた日の午前中数時間しか見られない。多くの人が観察できますように。何色の花が咲くかな!? 開花・受粉が済むと次回活動は鳥よけネット張りとなる。 |
||||
刈り払機と手刈りで畦の草を刈る |
ロープ張りの説明を聞く |
3段の田んぼに紐が張れました |
たもでイナゴを捕獲 |
鳥よけネットの外周のロープ張り |
新しい鳥よけネットの紐の交換 |
きれいになった畦 |
下段のコナギ |
捕獲したイナゴ |
|
|
●活動日:7月13日(日)8:30~11:00 ●参加者:大人10人 子ども4人 ●活動内容:除草、コナギ除去 暑さ対策のためいつもより早い時間から作業を行いました。ここ最近の急な気温上昇によりコナギが急成長しており、とくに上段の田んぼにはコナギが絨毯のように一面を覆っていました。中には、一束の稲にコナギが40本もまとわりついているほどの繁殖も見られました。 そして、田んぼのもんどりにはザリガニ60匹、どじょう4匹、ウシガエルのオタマジャクシが3匹かかっていました。 皆さんのお力でほとんどのコナギを除去することができ田んぼがすっきりととても綺麗になりました。コナギは稲の栄養を奪ってしまうのでコナギの除去作業は稲にとってとても大切な作業だと知りました。秋にはおいしいお米が実ることを願います。 |
||||
イネの周りにたくさん生えたコナギ |
コナギ除去に汗をかくみなさん |
熱中症対策で氷の入った梅ジュースを飲むみなさん |
コナギが多くすぐにバケツは一杯に |
みなさんお頑張りできれいになりました |
|
活動日:6月22日(日) 9時30分〜11時20分 参加者: 大人13人 活動内容: 除草、田んぼ脇の柿の木の枝打ち 過日の猛暑も和らぎ、雨も降り出しそうな曇天の日。3枚の田んぼの草取り。主にコナギ取りに精を出した。田んぼに影を落とす、柿の木の枝も落とした。小さなカイエビ(約1センチ)を見つけ、観察することもできた。 |
||||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
活動日:6月15日(日) 9:15〜12:00 会員参加者:大人16名、子ども2名 市民講座参加者:大人15名、子ども13名 活動内容:草取り・生き物観察(里山体験講座 稲作コース 第3回目) 最初に班長から稲のつくりと成長、田んぼに生えるコナギ、害虫であるイネミズゾウムシについてのお話がありました。 次に中段と下段に分かれてコナギの抜き取りとイネミズゾウムシの駆除を行いました。コナギは稲に渡るはずの養分を吸い取ってしまう草です。目視で見つけたら引っこ抜くほか、稲の周りの土をそっとかき混ぜると小さなコナギが浮いてきます。下段はコナギがそこそこ生えていたようですが、中段はほとんど生えていませんでした。 イネミズゾウムシは稲の葉っぱを食べてしまう小さな虫です。食べた跡が葉っぱに白い筋となって残ります。見つけたら指でつまんで「ごめんね」と心の中で唱えながら潰しました。 ここの田んぼは農薬を使わないので田植え後はコナギと害虫との闘いになります。 休憩を挟んで生き物観察をしました。子どもたちがタモ網を持って上段で生き物を捕まえました。アメンボ、サカマキガイ、ヒメタイコウチ、ゲンゴロウの幼体、クモ、ヌマガエルのオタマジャクシ、イネミズゾウムシ、ユスリカの幼虫(アカムシ)、バッタの幼体、アメリカザリガニ、ガムシなどいろいろな生き物が見つかりました。 植物はウキクサ、アオウキクサ、イチョウウキゴケ、コナギが見つかりました。 里山の家での座学を検討せざるを得ない天気予報が続いていましたが、少し雨がぱらついた程度で無事田んぼでの講座が開催できてよかったです。 |
||
コナギの説明を聞く |
イネミズゾウムシをさがす |
コナギを探し、除去するみなさん |
休憩の後は生き物探し |
みなさん、いろいろなものを見つけました |
小さなヌマガエルのオタマジャクシを見る |
|
活動日:6月8日(日) 参加者14人 会員11人 子ども3人 今日はちょうどよい曇り空になりました。 コナギの除草とイネミズゾウムシの捕獲と畦の草刈りが今日の主な作業です。 資格を取った、会員が刈り払機の使い方を身に着けることができました。 田んぼでは水の濁りがあり、コナギの発見がむつかしかったですが、大きな株は 昨年に比べ少なく、芽生えたばかりのコナギを水に浮かばせ、除去できました。 上段ではヌマガエルの小さなオタマジャクシを見ることができました。 |
|||
除草するコナギとイネミズゾウムシの話を聞く |
水が濁りコナギがわからない |
畦は刈り払い機を使う |
イネ株の周りの土を動かし、芽生えを浮き上がらせる |
|
活動日:5月25日(日) 9:00〜12:000 会員参加者:大人19名、子ども8名 市民講座参加者:大人21名、子ども18名 (里山体験講座 稲作コース 第2回) 活動内容: 田植え いよいよ田植えの日を迎えました。好天に恵まれつつ気温は23℃を超えず、清々しい気候です。 中段で田んぼ班員が田植えを実演した後、上段は田んぼ班員が、中・下段は講座参加者が田植えを行いました。主に子ども達が苗を手に持ち横一列になって、東西に張ったロープに合わせ植えていきます。ロープの目印は25㎝間隔で、一列植え終わるとロープを30㎝後方にずらし、また苗を植えます。これを繰り返しますが、植え進むうちに子ども達は「疲れた〜」と口にし始めたものの、「でもまだやりたい!」と途中でやめる子どもは少なく、根気強さに驚かされました。 前日の代掻きや苗の準備と、本日の参加者全員の頑張りのおかげで作業は順調に進み、予定時刻前に全て植え終えることができました。 今尾班長が、イネの苗を等間隔に植えることの意味について、太陽光が苗に均等に当たること、風が通り病気になりにくいこと、イネの栄養を奪うヒエと見分けやすくなること、作業がしやすくなることなどを参加者に説明しました。 最後は道具の片付けを行い、子ども達は水路付近に現れたムカデに大騒ぎ。自宅でイネを育てられるよう、バケツ稲の説明があり、希望者には苗を持ち帰ってもらいました。 活動中に、ホトトギスの鳴く声が響くという貴重な経験もできました。夏の訪れを予感させる、気持ちの良い活動日となりました。 |
||||
1.田植えの説明を聞く |
2紐をよく見て苗を植えます |
3.上段は終わりです |
4苗床のトレーも洗います |
5次回の説明をきいて終わります |
|
活動日:5月24日(土) 9:30〜12:30 参加者:会員大人11名 活動内容:代かき仕上げ 小雨が降る中、代かきをしました。 いつもは賑やかな田んぼ班ですが、いつも参加している小学生たちが運動会だったらしく、今日はとても静かでした。 下段、中段、上段の順にトンボをかけました。 上段の土が思ったより固く、柔らかくするのに大分時間がかかってしまいましたが、なんとかトンボをかけることができました。 明日はいよいよ田植えです。 |
|||
苗床を壊すので、苗を移動させる |
杭を抜くのも一苦労 |
参加者10人で、苗床崩し |
苗はこんなにおおきくなりました |
固くしまった中段の田んぼを柔らかく |
上段にはコナギが顔を出していました |
DSC_2681 |
上段も田植えのできる田んぼに |
|
活動日:5月11日(日) 9:15〜12:00 ●会員参加者 大人21名 子ども11名 計33名 ●市民講座参加者 大人18名 子ども17名 計35名 (里山体験講座 稲作コース 第1回) 活動内容:代かき、畦塗り 田植えに向けて、代かきをしました。 市民講座の方々と一緒に田んぼに入り、足で土をこね、とても固い土はスコップでくずした後、15名程が手をつないで1列に並んでいっせいに歩き泥をかきまぜて、トンボをひきいて平らな田んぼにしました。 田んぼのまわりの土手を土で塗りかため(畦塗り)、水が漏れないようにしました。 田んぼの隅につくった苗床の上に被せておいた鳥よけネットをいったんはずし、緑色の芽(苗)が10cmほどの長さに育っていることを市民講座の方々にもみてもらい、次回の講座で田んぼに植えることをお伝えして、再び鳥よけネットをかけました。 セキ板・土のうをうまく重ねて高さをだし、水量を調整して田んぼが乾燥しないようにしました。苗床の水量もバケツを使い調整しました。 苗の成長が楽しみです。 ザリガニ、ヌマガエルを見ることもできました。 |
||
田んぼの土を足でこねる |
スコップで土をほぐす |
並んで仕上げ |
トンボを使って平らにする |
畦塗りのやり方を見る |
苗床の説明 |
|
活動日 5月3日(土)9:30~12:00 参加者 大人10名 子ども4名 活動内容 畔塗り、畔の除草、苗床のシルバーシートと不織布外し 及びカモ避けネット覆い 暑さ対策の為、午後から午前に時間帯を変更して活動を行いました。 苗床のシルバーシートと不織布を外し、発芽を確認しました。芽と根がそれぞれ3㎝ほどの長さに伸びていました。 畔の除草や田んぼの水位の調整も行いました。 片付け作業をしていると、田んぼにツバメが降りてきました。巣作りのための泥集めに来たようです。 田んぼの近くで、ミヤマヨメナの花を見ることもできました。 |
|||
シルバーポリを外す |
昨日の雨で水が少し多い |
水位の調節をする |
畦塗りをした田んぼ |
不織布などは日に干して |
苗床には鳥よけネットをかける |
近くの林でミヤヨメナが咲く |
|
|
活動日:4月20日 9:30~12:00 参加者 大人12名 子ども2名 活動内容:耕うん、畔の草刈り、苗床整備 前日までの急激な暑さが和らぎ、新緑のまぶしい爽やかな日差しの中、畔に勢いよく生えたスズメノテッポウやカラスノエンドウなどの雑草を刈り、高さの足りない畔に土を盛って整備し、下段・中段の田んぼを耕運機で耕しました。 上段の田んぼは一部を苗床にしていますが、苗床整備のためにデコボコになってしまった部分が耕運機作業で困らないよう土をならして終わりました。 作業に驚いたカエルがあちらこちらで飛び跳ね、生き物がうごめき、そんな虫たちを狙うカラスが人間に臆することなく悠々とエサをついばむ田んぼの風景でした。 |
||||
スズメノテッポウの除草 |
畦の補修 |
レーキを使って苗床を平らにします |
杭うち |
耕運機は下段から中段へ |
|
活動日 4月12日 10:00~12:30 参加者13人 大人11人 子ども2人 天候の都合で、一日繰り上げて作業をすることになりましたが、みなさん多数参加していただき、苗代の準備が完了しました。 特に子供たちの活躍が目立ち、予想を上回る速さで、終了をしました。 |
||||
①竹を使って苗床の大きさを決めます |
②ポットトレーの下にひくビニールづくり |
③田植えひもの補修 |
④臨時活動でも多くの参加者があり、順調に作業が進む |
⑤水を入れてみる |
|
活動日 4月5日 10:00~12:30 参加者 大人 13名 子ども 5名 活動内容 港区南陽町 有機無農薬米作り 見学 3月末 中日新聞県内版に「名古屋育ち有機農業のお米地元給食デビュー」の見出しの大きな記事があった。 港区南陽地区はコメを生産する名古屋市最大の穀倉地帯である。小学校給食に市内生産の有機米を提供する 取り組みが始まり、24年度初めて各校1回分の給食に必要な10.8㌧の収穫が出来た。記事はこのような内容だった。 興味を引かれて見学させてもらえるか問い合わせてみたところ、好意的な返事が届いた。田んぼ班で参加を募集し 質問をたくさん用意し4月5日見学に出かけた。生産者はJA名古屋ファーム(株)社員13人 農業専攻の若い社員も就業 している。 圃場3か所と設備の見学と説明を受けたが、有機米栽培に掛ける生産者の意気込みとやりがいを熱く語って下さった。 有機米の認証には厳しい条件があり、カメムシ退治に食酢を使用するにも許可が必要だったり、機械で出来ない場所 の除草を高温の時期には朝5時から行ったこと、使用する農機具(耕運機・トラクター大量の籾の巨大な籾摺り機)など を有機米でないコメに使った後は丁寧な掃除に手間がかかるなど、このような苦労話も聞いた。 名古屋市内に有機米生産に意欲的な農業経営者がいることがわかり、私たちのコメづくりにの励みになった。参加 した小学生には2月の給食のお米がどこでどのように作られてたかを知る機会となった |
||||
有機栽培の田んぼの見学 |
|
レンゲが植えてあります |
愛ひとつぶの苗 |
乾燥から籾摺りまで |
|
活動日:3月23日(日) 9:30~12:00 参加者:大人13人、子ども5人 活動内容:田起こし、施肥、草刈り ぽかぽか日和な23日の活動は、田起こしと鶏糞の施肥、それと草刈りでした。 今年は雨が少ないのか、土が固まっておらず、田起こしが順調です。 ツクシ、セリ、ヨモギなどなど。春が湧き出る田んぼの畦の草刈りは、ついつい草を撮ったり採ったりで、道草をくうとはこの事です。 クワとシャベルで、田んぼを掘り起こし。 「春だよ」と、田んぼを冬から起こし。 田んぼのやる気を起こし、田んぼにどんな変化が起きるのか。 それは、これからのお楽しみです。 |
|||
水路の土の除去 |
セリ |
ツクシ |
田起こし |
ヨモギ |
鍬の使い方の説明 |
施肥と田起こし |
|
|
3/9(日) 13:30〜16:00 参加者 大人15名、子ども8名 今回は耕運機や鍬などを使用しての田おこし、肥料撒き、水路の落葉除去を行いました。 耕運機はコツが必要で、男性陣を中心に使える人が少しでも増えるよう皆で順番に経験しました。 牛糞と鶏糞、水路から除去した落葉は田んぼの端から端まで撒きました。風が強かったので、撒く方向を工夫しました。 子ども達も行ったり来たり大活躍。暑くて上着を脱ぐ姿もありました。 |
||
愛知牧場の牛糞を上段・中段に各3袋、下段に4袋まきます |
上段から耕運機を動かします |
鶏糞も各段4袋づつ田んぼにいれました。 |
業者の荒越しの後なので、耕運作業順調に進みます |
水路にたまった落ち葉を掃除して田んぼにいれます。 |
下段の耕運も終わり、早速カラスがやってきました |
|
活動日:2月23日(日) 9:30〜12:00 参加者10名 会員8人 子供2人 田んぼの土づくりになる藁を押切で細かくして、荒お越しの終わった田んぼにまく作業をしました。 また、水が流れてこない水路の落ち葉を集め、田んぼにまきました。 休憩時間には、名古屋市で、有機農業で米を作り、給食に提供している農家の新聞記事についての話が出ました。 |
||||
新しく入られた2人も体験 |
藁は田んぼに撒きいい土づくりを |
水路の掃除 |
ジョウビタキがやってきました |
押切で藁を切る |
|
活動日:1月26日(日) 9:30〜12:00 参加者:大人15名、子ども7名 活動内容: 振り返り・新年度活動計画作成 2024年の田んぼ班活動の振り返りと、新年度の活動計画について、今尾班長の会議進行のもと下記のとおり話し合いを行いました。 ◆活動振り返り 【良かったこと】 ・昨年の酷暑の中、収穫量74.7kg(精米後)を得られたこと。 ・年内にもち米を田んぼ班員全員に分配できたこと。 ・前年度に引き続き、多くの子ども達と関わりを持つ班活動になったこと。 【問題点→改善案】 ・2024年夏季は熱中症警戒アラートが発令され、班活動日の変更連絡を前日にすることがあり、当日の参加者が少なかった。朝8:00の時点で気温が30℃になる日もあった。 →2025年は高温が予想される7月27日、8月31日、9月7日の班活動計画を16:00からの2時間程度に変更する案が話し合われた。 ・2025年10月12日(日)の活動は小学校の行事などが重なる可能性が高い。 →10月13日(月祝)に変更することを確認した。 ・鳥よけネットの設置に人手や時間、労力がかかる。上段の区域の形が四角ではないため、鳥よけネットが特に張りにくい。過去に大群のスズメによるイネの食害対策としてネット張りを始めた経緯がある。上段用のネットは破れたため購入する必要がある。 →中・下段は今まで通りの張り方でネットを張り、上段は50畳用のネットに縮小、上面を固定し、四方は風で飛ばない程度に簡易的に固定して様子を見る案が話し合われた。ネットを張りきれない部分はキラキラテープで補足する提案もあった。 ・餅つきを欠席した講座受講者にはもち米を配布したが、取りに来ない受講者がいた。 →残ったもち米は子ども食堂に寄付する提案に異議は無かった。 ・田んぼ班員全員で仕事を分担し、欠席者がいても活動に影響が出にくい体制を作りたい。 →1つの仕事に2名程度の係を決めた。 ①出席簿及びホームページ:Hさん、Kさん ②道具の物置への片付け:Nさん、Tさん ③作業棟から道具を出し片付ける:班長、Kさん、当日の出席者 ④もち米分配表の作成:Hさん、Tさん ⑤餅つきの食材分担決めと会計:Fさん、Kさん ⑥耕運機の指導・稲架建て:Nさん、Sさん、Sさん、Yさん ⑦田んぼ班会計:Kさん、Fさん →ホームページの原稿作成は子どもが担当してもよいが、活動内容が分かるよう、大人の確認も必要。 ・2024年6月3日に、田んぼ水路のせき板が全て外されていた。 →せき板に触らないよう、注意看板などが必要だったのではないか。 ・水路に水が無い。 →奥池のポンプは名古屋市東山総合公園管理課が管理しており、現状を管理課に報告している。今できることは、2月の定例活動で水路掃除をすること。 ・水不足に耐えられるイネの品種はあるか。 →品種により籾播きや稲刈りの時期が変わり、昨年作付けした「こはるもち」は田んぼ班の活動日程や収穫量の面で最適。陸稲を導入した場合の湿地生態に与える影響は未知。 ・昨年の餅つきで、餅つき参加者から集めた参加費より、餅つきにかかった食材費などが上回ったうえに、午前の部ではあんこと黄な粉が4臼目には提供できなかった。 →講座費を子どもも大人と同額の2,000円に値上げする。 ・餅つきで使う蒸し器(2升用せいろ)の購入を検討している。餅つきの回数(10回)や、雑煮の回数(2回)を再検討し、簡素化できないか。 →名古屋市の公園内で作られた作物は市民全員が享受すべきとの考えのもと、講座を開講し、公募・抽選により希望した市民が田んぼ活動をできるよう市から依頼されている(田んぼ班活動を講座参加者が手伝っているという認識は誤り)。 →講座募集の時点で、収穫できたもち米の収量の範囲内で餅つきをすることを承諾してもらうのはどうか。 →餅つきは家族参加のため、餅をつく量は10臼のままが良いのではないか、雑煮も(午前と午後の)2回のままを希望する声が多かった。 →蒸す作業の段取りを考えることで時間短縮できるのではないか。 →せいろ購入について異議は無かった。 ・班活動費について、講座受講料と東山森づくりの会会員の餅つき参加費による収入は森づくりの会会計に納入されている。 →田んぼ班の会計と、東山森づくりの会の餅つきの会計は分けて欲しい。 ◆今後の予定 2月2日:定例活動 2月3日〜2月9日:業者による荒起こし 2月23日:田起こし 昨年に比べ、今回は振り返りの参加者が多く、より良い活動体制に向けてたくさんの意見交換ができたと思います。 |
多くの方が参加していただき、役割分担ができました。 |