☆最近の活動紹介
活活動日:5月25日(日) 9:00〜12:000
会員参加者:大人19名、子ども8名
市民講座参加者:大人21名、子ども18名
(里山体験講座 稲作コース 第2回)
活動内容: 田植え
 いよいよ田植えの日を迎えました。好天に恵まれつつ気温は23℃を超えず、清々しい気候です。
 中段で田んぼ班員が田植えを実演した後、上段は田んぼ班員が、中・下段は講座参加者が田植えを行いました。主に子ども達が苗を手に持ち横一列になって、東西に張ったロープに合わせ植えていきます。ロープの目印は25㎝間隔で、一列植え終わるとロープを30㎝後方にずらし、また苗を植えます。これを繰り返しますが、植え進むうちに子ども達は「疲れた〜」と口にし始めたものの、「でもまだやりたい!」と途中でやめる子どもは少なく、根気強さに驚かされました。
 前日の代掻きや苗の準備と、本日の参加者全員の頑張りのおかげで作業は順調に進み、予定時刻前に全て植え終えることができました。
 今尾班長が、イネの苗を等間隔に植えることの意味について、太陽光が苗に均等に当たること、風が通り病気になりにくいこと、イネの栄養を奪うヒエと見分けやすくなること、作業がしやすくなることなどを参加者に説明しました。  最後は道具の片付けを行い、子ども達は水路付近に現れたムカデに大騒ぎ。自宅でイネを育てられるよう、バケツ稲の説明があり、希望者には苗を持ち帰ってもらいました。
 活動中に、ホトトギスの鳴く声が響くという貴重な経験もできました。夏の訪れを予感させる、気持ちの良い活動日となりました。

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1.田植えの説明を聞く
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2紐をよく見て苗を植えます
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3.上段は終わりです
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4苗床のトレーも洗います
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5次回の説明をきいて終わります
活動日:5月24日(土) 9:30〜12:30
参加者:会員大人11名
活動内容:代かき仕上げ
小雨が降る中、代かきをしました。
いつもは賑やかな田んぼ班ですが、いつも参加している小学生たちが運動会だったらしく、今日はとても静かでした。
下段、中段、上段の順にトンボをかけました。
上段の土が思ったより固く、柔らかくするのに大分時間がかかってしまいましたが、なんとかトンボをかけることができました。
明日はいよいよ田植えです。

苗床を壊すので、苗を移動させる.jpg
苗床を壊すので、苗を移動させる
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杭を抜くのも一苦労
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参加者10人で、苗床崩し
苗はこんなにおおきくなりました.jpg
苗はこんなにおおきくなりました
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固くしまった中段の田んぼを柔らかく
上段にはコナギが顔を出していました.jpg
上段にはコナギが顔を出していました
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DSC_2681
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上段も田植えのできる田んぼに
活動日:5月11日(日) 9:15〜12:00
●会員参加者
 大人21名 子ども11名 計33名
●市民講座参加者
 大人18名 子ども17名 計35名
(里山体験講座 稲作コース 第1回)
活動内容:代かき、畦塗り

田植えに向けて、代かきをしました。
市民講座の方々と一緒に田んぼに入り、足で土をこね、とても固い土はスコップでくずした後、15名程が手をつないで1列に並んでいっせいに歩き泥をかきまぜて、トンボをひきいて平らな田んぼにしました。
田んぼのまわりの土手を土で塗りかため(畦塗り)、水が漏れないようにしました。
田んぼの隅につくった苗床の上に被せておいた鳥よけネットをいったんはずし、緑色の芽(苗)が10cmほどの長さに育っていることを市民講座の方々にもみてもらい、次回の講座で田んぼに植えることをお伝えして、再び鳥よけネットをかけました。

セキ板・土のうをうまく重ねて高さをだし、水量を調整して田んぼが乾燥しないようにしました。苗床の水量もバケツを使い調整しました。
苗の成長が楽しみです。
ザリガニ、ヌマガエルを見ることもできました。

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田んぼの土を足でこねる
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スコップで土をほぐす
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並んで仕上げ
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トンボを使って平らにする
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畦塗りのやり方を見る
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苗床の説明
活動日 5月3日(土)9:30~12:00
参加者 大人10名 子ども4名
活動内容 畔塗り、畔の除草、苗床のシルバーシートと不織布外し 及びカモ避けネット覆い
暑さ対策の為、午後から午前に時間帯を変更して活動を行いました。
苗床のシルバーシートと不織布を外し、発芽を確認しました。芽と根がそれぞれ3㎝ほどの長さに伸びていました。
畔の除草や田んぼの水位の調整も行いました。
片付け作業をしていると、田んぼにツバメが降りてきました。巣作りのための泥集めに来たようです。
田んぼの近くで、ミヤマヨメナの花を見ることもできました。

シルバーポリを外す.jpg
シルバーポリを外す
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昨日の雨で水が少し多い
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水位の調節をする
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畦塗りをした田んぼ
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不織布などは日に干して
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苗床には鳥よけネットをかける
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近くの林でミヤヨメナが咲く
活動日: 4月26日 9時15分〜12時
参加者: 大人19人、子ども7人
活動内容: 播種(はしゅ・タネまき)、苗床整備
新緑の好天の活動日。ひとますに3粒ほどの発芽しかけた籾(もみ)をトレーに並べました。トレー一つで200ます。これを整備した苗床に並べ、日除けシートと防護ネットを被せました。播種の作業は、子どもたちも大活躍。テーブル上の作業は、大人は腰が痛くなり、子どもは首が痛くなる‥。女の子たちがいつのまにか「土だんご」づくりにも夢中。田んぼの畦(あぜ)に並んで、記念撮影も。

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活動日:4月20日 9:30~12:00
参加者 大人12名 子ども2名
活動内容:耕うん、畔の草刈り、苗床整備
前日までの急激な暑さが和らぎ、新緑のまぶしい爽やかな日差しの中、畔に勢いよく生えたスズメノテッポウやカラスノエンドウなどの雑草を刈り、高さの足りない畔に土を盛って整備し、下段・中段の田んぼを耕運機で耕しました。
上段の田んぼは一部を苗床にしていますが、苗床整備のためにデコボコになってしまった部分が耕運機作業で困らないよう土をならして終わりました。
作業に驚いたカエルがあちらこちらで飛び跳ね、生き物がうごめき、そんな虫たちを狙うカラスが人間に臆することなく悠々とエサをついばむ田んぼの風景でした。

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スズメノテッポウの除草
畦の補修.jpg
畦の補修
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レーキを使って苗床を平らにします
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杭うち
耕運機は下段から中段へ.jpg
耕運機は下段から中段へ
活動日  4月12日 10:00~12:30
参加者13人 大人11人 子ども2人
天候の都合で、一日繰り上げて作業をすることになりましたが、みなさん多数参加していただき、苗代の準備が完了しました。
特に子供たちの活躍が目立ち、予想を上回る速さで、終了をしました。

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①竹を使って苗床の大きさを決めます
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②ポットトレーの下にひくビニールづくり
③田植えひもの補修.jpg
③田植えひもの補修
④臨時活動でも多くの参加者があり、順調に作業が進む.jpg
④臨時活動でも多くの参加者があり、順調に作業が進む
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⑤水を入れてみる
活動日  4月5日 10:00~12:30
参加者  大人 13名 子ども 5名
活動内容 港区南陽町 有機無農薬米作り 見学
 3月末 中日新聞県内版に「名古屋育ち有機農業のお米地元給食デビュー」の見出しの大きな記事があった。
港区南陽地区はコメを生産する名古屋市最大の穀倉地帯である。小学校給食に市内生産の有機米を提供する 取り組みが始まり、24年度初めて各校1回分の給食に必要な10.8㌧の収穫が出来た。記事はこのような内容だった。

興味を引かれて見学させてもらえるか問い合わせてみたところ、好意的な返事が届いた。田んぼ班で参加を募集し 質問をたくさん用意し4月5日見学に出かけた。生産者はJA名古屋ファーム(株)社員13人 農業専攻の若い社員も就業 している。
 圃場3か所と設備の見学と説明を受けたが、有機米栽培に掛ける生産者の意気込みとやりがいを熱く語って下さった。
有機米の認証には厳しい条件があり、カメムシ退治に食酢を使用するにも許可が必要だったり、機械で出来ない場所 の除草を高温の時期には朝5時から行ったこと、使用する農機具(耕運機・トラクター大量の籾の巨大な籾摺り機)など を有機米でないコメに使った後は丁寧な掃除に手間がかかるなど、このような苦労話も聞いた。

 名古屋市内に有機米生産に意欲的な農業経営者がいることがわかり、私たちのコメづくりにの励みになった。参加 した小学生には2月の給食のお米がどこでどのように作られてたかを知る機会となった
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有機栽培の田んぼの見学
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レンゲが植えてあります
愛ひとつぶの苗.jpg
愛ひとつぶの苗
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乾燥から籾摺りまで
活動日:3月23日(日) 9:30~12:00
参加者:大人13人、子ども5人
活動内容:田起こし、施肥、草刈り
ぽかぽか日和な23日の活動は、田起こしと鶏糞の施肥、それと草刈りでした。
今年は雨が少ないのか、土が固まっておらず、田起こしが順調です。
ツクシ、セリ、ヨモギなどなど。春が湧き出る田んぼの畦の草刈りは、ついつい草を撮ったり採ったりで、道草をくうとはこの事です。
クワとシャベルで、田んぼを掘り起こし。
「春だよ」と、田んぼを冬から起こし。
田んぼのやる気を起こし、田んぼにどんな変化が起きるのか。
それは、これからのお楽しみです。
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水路の土の除去
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セリ
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ツクシ
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田起こし
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ヨモギ
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鍬の使い方の説明
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施肥と田起こし
3/9(日) 13:30〜16:00
参加者 大人15名、子ども8名
今回は耕運機や鍬などを使用しての田おこし、肥料撒き、水路の落葉除去を行いました。
耕運機はコツが必要で、男性陣を中心に使える人が少しでも増えるよう皆で順番に経験しました。
牛糞と鶏糞、水路から除去した落葉は田んぼの端から端まで撒きました。風が強かったので、撒く方向を工夫しました。
子ども達も行ったり来たり大活躍。暑くて上着を脱ぐ姿もありました。

愛知牧場の牛糞を上段・中段に各3袋、下段に4袋まきます .jpg
愛知牧場の牛糞を上段・中段に各3袋、下段に4袋まきます 
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上段から耕運機を動かします
鶏糞も各段4袋づつ田んぼにいれました。.jpg
鶏糞も各段4袋づつ田んぼにいれました。
業者の荒越しの後なので、耕運作業順調に進みます.jpg
業者の荒越しの後なので、耕運作業順調に進みます
水路にたまった落ち葉を掃除して田んぼにいれます。.jpg
水路にたまった落ち葉を掃除して田んぼにいれます。
下段の耕運も終わり、早速カラスがやってきました.jpg
下段の耕運も終わり、早速カラスがやってきました
活動日:2月23日(日) 9:30〜12:00
参加者10名 会員8人 子供2人
 田んぼの土づくりになる藁を押切で細かくして、荒お越しの終わった田んぼにまく作業をしました。
 また、水が流れてこない水路の落ち葉を集め、田んぼにまきました。
 休憩時間には、名古屋市で、有機農業で米を作り、給食に提供している農家の新聞記事についての話が出ました。


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新しく入られた2人も体験
藁は田んぼに撒きいい土づくりを.jpg
藁は田んぼに撒きいい土づくりを
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水路の掃除
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ジョウビタキがやってきました
押切で藁を切る.jpg
押切で藁を切る
活動日:1月26日(日) 9:30〜12:00
参加者:大人15名、子ども7名
活動内容: 振り返り・新年度活動計画作成

 2024年の田んぼ班活動の振り返りと、新年度の活動計画について、今尾班長の会議進行のもと下記のとおり話し合いを行いました。

◆活動振り返り
【良かったこと】
・昨年の酷暑の中、収穫量74.7kg(精米後)を得られたこと。
・年内にもち米を田んぼ班員全員に分配できたこと。
・前年度に引き続き、多くの子ども達と関わりを持つ班活動になったこと。

【問題点→改善案】
・2024年夏季は熱中症警戒アラートが発令され、班活動日の変更連絡を前日にすることがあり、当日の参加者が少なかった。朝8:00の時点で気温が30℃になる日もあった。
→2025年は高温が予想される7月27日、8月31日、9月7日の班活動計画を16:00からの2時間程度に変更する案が話し合われた。

・2025年10月12日(日)の活動は小学校の行事などが重なる可能性が高い。
→10月13日(月祝)に変更することを確認した。

・鳥よけネットの設置に人手や時間、労力がかかる。上段の区域の形が四角ではないため、鳥よけネットが特に張りにくい。過去に大群のスズメによるイネの食害対策としてネット張りを始めた経緯がある。上段用のネットは破れたため購入する必要がある。
→中・下段は今まで通りの張り方でネットを張り、上段は50畳用のネットに縮小、上面を固定し、四方は風で飛ばない程度に簡易的に固定して様子を見る案が話し合われた。ネットを張りきれない部分はキラキラテープで補足する提案もあった。

・餅つきを欠席した講座受講者にはもち米を配布したが、取りに来ない受講者がいた。
→残ったもち米は子ども食堂に寄付する提案に異議は無かった。

・田んぼ班員全員で仕事を分担し、欠席者がいても活動に影響が出にくい体制を作りたい。
→1つの仕事に2名程度の係を決めた。
 ①出席簿及びホームページ:Hさん、Kさん
 ②道具の物置への片付け:Nさん、Tさん
 ③作業棟から道具を出し片付ける:班長、Kさん、当日の出席者
 ④もち米分配表の作成:Hさん、Tさん
 ⑤餅つきの食材分担決めと会計:Fさん、Kさん
 ⑥耕運機の指導・稲架建て:Nさん、Sさん、Sさん、Yさん
 ⑦田んぼ班会計:Kさん、Fさん
→ホームページの原稿作成は子どもが担当してもよいが、活動内容が分かるよう、大人の確認も必要。

・2024年6月3日に、田んぼ水路のせき板が全て外されていた。
→せき板に触らないよう、注意看板などが必要だったのではないか。

・水路に水が無い。
→奥池のポンプは名古屋市東山総合公園管理課が管理しており、現状を管理課に報告している。今できることは、2月の定例活動で水路掃除をすること。

・水不足に耐えられるイネの品種はあるか。
→品種により籾播きや稲刈りの時期が変わり、昨年作付けした「こはるもち」は田んぼ班の活動日程や収穫量の面で最適。陸稲を導入した場合の湿地生態に与える影響は未知。

・昨年の餅つきで、餅つき参加者から集めた参加費より、餅つきにかかった食材費などが上回ったうえに、午前の部ではあんこと黄な粉が4臼目には提供できなかった。
→講座費を子どもも大人と同額の2,000円に値上げする。

・餅つきで使う蒸し器(2升用せいろ)の購入を検討している。餅つきの回数(10回)や、雑煮の回数(2回)を再検討し、簡素化できないか。
→名古屋市の公園内で作られた作物は市民全員が享受すべきとの考えのもと、講座を開講し、公募・抽選により希望した市民が田んぼ活動をできるよう市から依頼されている(田んぼ班活動を講座参加者が手伝っているという認識は誤り)。
→講座募集の時点で、収穫できたもち米の収量の範囲内で餅つきをすることを承諾してもらうのはどうか。
→餅つきは家族参加のため、餅をつく量は10臼のままが良いのではないか、雑煮も(午前と午後の)2回のままを希望する声が多かった。
→蒸す作業の段取りを考えることで時間短縮できるのではないか。
→せいろ購入について異議は無かった。

・班活動費について、講座受講料と東山森づくりの会会員の餅つき参加費による収入は森づくりの会会計に納入されている。
→田んぼ班の会計と、東山森づくりの会の餅つきの会計は分けて欲しい。

◆今後の予定
2月2日:定例活動
2月3日〜2月9日:業者による荒起こし
2月23日:田起こし

 昨年に比べ、今回は振り返りの参加者が多く、より良い活動体制に向けてたくさんの意見交換ができたと思います。

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多くの方が参加していただき、役割分担ができました。